訪問鍼灸、訪問マッサージで医療保険証(健康保険証、マイナ保険証)の更新確認で注意したいタイミング

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訪問鍼灸、訪問マッサージで医療保険証(健康保険証、マイナ保険証)の変更確認で注意したいタイミング

訪問鍼灸、訪問マッサージでは患家への訪問となりますので、店舗型の治療院のように医療事務スタッフが患者様の健康保険証の原本確認をするということが難しい側面があります。

では誰が原本を確認しているのか?あはき師の施術者が施術に入った際に確認します。

従来の健康保険証であれば毎月原本確認が必要ですし、令和になって法整備化されたマイナ保険証であれば施術の度に確認が必要です。

あなたが在籍している治療院や会社の医療事務スタッフや管理職に質問をすれば、保険証での確認事項についてきっとこれから話す内容以上に的確に教えていただけます。

今回、私達が多く取り扱う後期保険証の変更のタイミングについてのざっくりとした雑談です。

行政や保険者によって制度や取扱が異なる場合がありますので、必ずご自身で最新の情報を確認してください。

後期高齢者医療被保険証になるまでに注意したい年齢の3つのポイント

ポイント1

  • 69歳~70歳になるタイミング 保険証自体は変更にならない場合が多いが、別紙で高齢受給者証の負担割合証が届く場合があります。3割 2割になることが多いので注意が必要です。

ポイント2

  • 74歳~75歳になるタイミング 後期への切り替えのため必ず保険証が変更になりますので注意しましょう。

ポイント3

  • 75歳~ 後期のため保険証は頻回に変更にはなりませんが、負担割合は年によって変更になる場合があります。(1年毎に更新されますが、負担割合に注意をしましょう)

まとめ

以上、3つのポイントでした。
医療保険証についてあはき師の養成学校では詳しい授業はない学校がほとんどではないでしょうか。社会人として臨床に出てはじめて知る流れになります。

受領委任対応治療院のあはき師となる場合には、医療保険証のルールを知っておくことは当たり前のことです。
集団指導もあるかとは思ますが…。
保険者として働いている方々も間違い探しをするために仕事をしているわけではありません。その療養費の支給申請が適切か否かを判断するために仕事をされています。

当たり前にミスのない書類を送付する、そのために普段から医療保険証の確認に漏れがないように 1.時間をかけないようにポイントをおさえて、保険証を確認する。2. 患者様の年齢を暗記しておくことが私達あはき師が今日の臨床からできることです。信頼されるには日々を積み重ねるしかないのです。

矢野 唯

限られた訪問時間の中でいかに効率よく業務を遂行するのか、
これは治療院側のマニュアルや仕組みの問題もありますが、
施術者自身も鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格者である以上、適当ではなく適切に対応しなければならない仕事です。

プライドだけでなく、業には責任が伴います。

組織として動いている場合、レセプトの訂正作業は患者様本人やご家族だけでなく、会社の上長、経理職、医療事務職、営業職、同一施術担当者、保険者へ迷惑をかけることになります。
これらは生産性のない作業です。

そのことを頭の片隅に置いて、日々の在宅訪問の臨床に精進して参りましょう。

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